Windows10へのアップグレードとWiFi接続の切断

最終更新

アップグレード前に用意したものリスト

アップグレードしたのはノートPCです。そろそろ無償アップグレードの期限が迫ってきたので、ようやく重い腰をあげました。

  • 機種: NEC Lavie L PC-LL750HS6W
  • OS: Windows7 Home Premium 64bit → Windows10 Home 64bit (Build 10586)

バックアップしておいたもの (外付けHDDに)

  • システムイメージ (システム修復ディスクも作成しておく)
  • メール
  • メールのアカウント設定
  • ブラウザのお気に入り
  • IMEのユーザー辞書 (テキスト形式で出力)

存在を確認

  • リカバリーディスク (PC購入時に付属しておらず、自分で作成する必要があった)
  • Microsoft Officeのインストールディスクとプロダクトキー (PCに付属)

アップグレード後にすぐ使うドライバ

できればWin10用(なければWin8.1やWin8用)をIntelやPCメーカー、パーツメーカーHPからダウンロード

  • Intel INF
  • Intel AHCI/RAID
  • 有線LANカード
  • 無線LAN(WiFi)カードドライバ
  • グラフィック
  • サウンド
  • その他増設したカード等

メモしておいたもの

  • Windows7のプロダクトキー (ノートPCの裏のシールで確認)
  • 無線ルータのSSID、暗号キー、暗号化方式

クリーンインストールに備えて作成しておいたもの

Windows10インストールディスク (DVDまたはUSBメモリ)

Windows Media Centerについて

Windows Media Centerがインストールされている場合、Win10アップグレード時にWindows Media Centerは削除されます。

  • Windows Update経由でアップグレードする。
  • 「個人用ファイルとアプリ」を引き継がない。
  • アップグレード後、最低でも1回はWindows Updateをする。

上の3条件を満たせば、Windows Media Centerの代わりに、「Windows DVD プレイヤー」がインストールされるという話でした。それ以外の場合でも、Windows ストアからWindows DVD プレイヤーを購入(1,500円+税)すれば導入可能。

ただし、このWindows DVD プレイヤーはWindows Media Centerに比べて機能が少なく、バグが多くて、しかも使用期間が限られているようです。
使わないなら不要ですし、必要な場合でもわざわざ購入する位なら、他のもっと使い勝手の良いプレイヤーを探した方がいいでしょう。フリーソフトなら5KPlayerやVLCメディアプレーヤー等があります。

下調べ・準備

下のURLで、CPUやその他パーツがWin10 64bitに対応していることを確認。

Windows10 システム要件
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-10-specifications

いじる前に、外付けHDDにシステムイメージのバックアップをとっておきました。(アップグレード後でも元のパージョンに戻せるはずです。しかし、完全に元には戻らず、困ったことになったケースもあるとか)

とりあえず、Windows Update経由でアップグレードすることにしました。

このノートPCの場合は、パーティションの移動・拡張は不要でした。もし必要だったら、それだけで数時間~半日位かかったかもしれません。

レガシーBIOSとWin10の組み合わせでは、デフォルトの「システムで予約済み」サイズは500MBです。少し位は少なくても大丈夫かもしれませんが、不足していると判断されると、エラーでアップグレードできない模様。

このPCの場合は、「システムで予約済み」(レガシーBIOSの場合)パーティションに相当する部分は1GB超で、空きも十分。
また、Windows7が入っているパーティションの空きも20GB以上ありました。(実際には80GB)

以下のソフトをアンインストール。

  • Win10で動かないソフト
  • アップグレード後に問題を起こしそうなソフト
  • 全く使わないソフト

NEC製PCの場合、Win8へのアップグレード案内のページがあったため、プリインストールソフトについてはそこでチェックしました。
(Win8でOKだとしても、Win10では使えない可能性はあります。特にYouCamは注意)

Win8 プリインストールソフトウェア対応表
http://121ware.com/navigate/support/win8/upgrade/support/index.html

より新しい機種だとWin10へのアップグレード案内があります。

Win10 プリインストールソフトウェア対応表
http://121ware.com/navigate/support/win10/upgrade/support/index.html

念のため、セキュリティソフトもいったんアンインストール。アップグレード中はWindows標準のFirewallとWindows Defenderを有効に。アップグレード後にセキュリティソフトを再インストールしました。

Windows Update経由でアップグレード

勝手にアップグレードされないようレジストリをいじってあったので、元に戻し、Windows Updateで今まで除外してあったKB3035583もインストール。

通知領域に窓アイコンが表示されました。

田アイコンからアップグレード

そこからアップグレードしますが、実行前に互換性レポートを確認。

レポートの表示

互換性レポート

「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」にしてアップグレード。(Windowsの各種設定も引き継がれます)

引き継ぐものを変更

「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を選択

英語版では、上から順に
Keep Windows settings, personal files, and apps
Keep personal files only
Nothing
となっています。

[2016/07/22追記]
2016/07/20に配信されたKB3035583では、とうとう無償アップデート最終期限までのカウントダウンが表示されるようになっていました。あと何日:時:分:秒、と。
また、互換性レポートも利用できず(たまたまでしょうか)、個人用ファイルとアプリを引き継ぐか否かを選べませんでした。

数十分(1時間未満)放置しておいたらアップグレードが終わっていました。

後は、「設定」から設定変更、インターネット接続設定、Windows Update、コントロールパネル等から細かくカスタマイズ、Win10用各種ドライバのインストール、セキュリティソフトの再インストール・スキャン。

アップグレード時に「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」にしたため、大半のソフトは再インストールしなくて済んで楽でした。
犠牲になったものは、Windowsの起動時間です。Win7の時は50秒位 → Win10アップグレード後は2分位。(高速スタートアップ有効)
アプリ等を引き継がなければ、そこまで遅くはならなかったでしょう。

後日、クリーンインストールしたら、高速スタートアップ無効で起動時間が1分位になりました。
スタートアップ項目等は見直しましたが、起動時の画面の様子からすると、まだ何か引っかかってる感じです。でも、新ビルドが来たらまたクリーンインストールする予定のため、それまで放っておくことにしました。

現在HDD(non RAID)なので、SSDに変えることで、もう少し早くなるはずです。ただし、故障以外の理由で換装するなら、いったんWin7(Win8、Win8.1)に戻してWindowsの認証が通してから、Win10にする必要があったり……。換装するなら無償アップグレード前に済ませておくのが吉。

アップグレード後、WiFi接続が切れる

WiFi(無線LAN)の接続が時々切れるようになりました。

そのせいで、Windows Updateしようとすると、更新確認に時間がかかった挙句にエラー。ブラウザで検索サイトを開こうとしたら、数分待たされた後にサイトが見つからない、と。

WiFiルータのSSIDがステルスになっている場合

WiFi接続がすでに設定されている時

  1. コントロールパネル→ネットワークと共有センター→アクセスの種類の下の「接続」の右をクリックし、WiFiの状態を表示。
  2. ワイヤレスのプロパティ→「ネットワークが名前(SSID)をブロードキャストしていない場合でも接続する」にチェックを入れる→OK

ステルスSSIDの場合のWIFI設定

※ 上のSSは接続できている状態で撮りました。IPv6接続がネットワークアクセスなしになっているのは、私がIPv6を無効に設定したためであり、正常な動作です。

まだWiFi接続の設定が済んでいない時

  1. WiFi(無線LAN)ルータ(親機)のSSIDと暗号キーをメモしておきます。使用している暗号方式も調べておきます。(ルータの設定画面で確認。初期設定のままならば、ルータの側面のシールに印字されていたりします)
  2. コントロールパネル→ネットワークと共有センター→新しい接続またはネットワークのセットアップ

    新しい接続またはネットワークのセットアップ

  3. ワイヤレスネットワークに手動で接続します

    ワイヤレスネットワークに手動で接続します

  4. 設定例

    Win10 WiFiの設定例

注意
ルータのログインパスワードが初期設定のままの方へ。セキュリティ上危険です。乗っ取られる可能性があります。できるだけ早く、変えておきましょう。

WiFiカードドライバのアンインストールと再インストール

上記の設定後も、やはり時々接続がきれましたが、修復すれば接続できるようにはなりました。(通知領域のWiFiアイコンを右クリック→修復、または、ネットワークアダプタ選択→診断)
でも、時間が経つとまた接続が切れ、修復…の繰り返し。

これはWiFiドライバの再インストールで直りました。いったんアンインストールしてから改めてインストール。(単に上書きインストールするのでは直りませんでした)

WiFiカード(子機)はIntel製だったため、Intel HPから機種に合ったドライバ(新旧バージョン)をダウンロード。PCメーカーHPにもWin8用があったので一応ダウンロード。

結局、Intelからダウンロードした新しい方のドライバを使いました。だめだったら古いのも使ってみるつもりでした。
  1. Winキー+Rまたはスタートボタン右クリック→ファイル名を指定して実行→SystemPropertiesHardware.exe→デバイスのインストール設定

    あるいは、コントロールパネル→システム→システムの詳細設定→ハードウェアタブ→デバイスのインストール設定

  2. デバイスのインストール設定画面で、「はい」から「いいえ」に変更→変更の保存
  3. デバイスマネージャー→ネットワークアダプター→WiFiアダプターを選択→右クリックか、メニューの「操作」→削除→ドライバも削除
  4. デバイスマネージャー→メニューの「操作」→ハードウェア変更のスキャン

    (WiFiアダプターが再び表示される)

  5. デバイスマネージャー→ネットワークアダプター→WiFiアダプターを選択→右クリックかメニューの「操作」→ドライバーソフトウェアの更新
  6. コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します→「参照」ボタンでドライバが入ったフォルダーを指定。必要なら「サブフォルダーも検索する」にチェックを入れる。→次へ
  7. ドライバのインストールが終わったら、プロパティから設定をカスタマイズ
  8. 再び、デバイスのインストール設定画面を表示し、「いいえ」から「はい」に戻し→変更の保存

なお、この症状は、Windows Update経由でのアップグレード、クリーンインストールの両方で発生。つまり、Win7の時のドライバでも、Win10の汎用ドライバでも同じことになったわけです。しかも上で使ったIntelのドライバと汎用ドライバは同じバージョンでした。
なぜ再インストールしなければならないのか不明ですけど、数年前のパーツなのでそういうものなんでしょうか。

それでも直らない場合

  • メーカー配布のドライバ・ユーティリティソフトをアンインストール。Windowsで自動インストールされる汎用ドライバ、またはWindows Update経由で適用されるドライバを使う。
  • WiFi(無線LAN)親機の設定を見直し。
  • 接続が切れる度に修復。(オンラインゲーム中とかに切れたら悲しい)
  • 既存の有線LANを利用。(有線LANアダプターが付いていれば。要LANケーブル)
  • Win10対応のUSB WiFi(無線LAN)子機を買ってくる。(親機の規格に合っていること)

アップグレード失敗の原因になりそうなこと

Windows Update経由でのアップグレードの場合です。

  1. Windowsパーティションの空き容量不足
  2. 隠しパーティションの容量不足
  3. RAMDISKにTEMPフォルダーが置いてある。

Windowsパーティションの空き容量不足

Windows10 32bit版で16GB、64bit版で20GBの空きが必要です。足りなければ、空きを作らなければなりません。

  • パーティションの拡張
  • ソフト・ファイルの大掃除

    ゴミ箱を空に、いらないソフトをアンインストール、いらないファイルを削除、圧縮してもよいものは圧縮、あまり使わないファイルは、他のディスク・デバイスに移す。

  • システムの復元ポイントで使う領域の最大使用量の削減
  • より容量の大きいSSD/HDDへの交換、可能なら増設

隠しパーティションの容量不足

Win10のデフォルト容量

  • レガシーBIOSの場合、「システムで予約済み」500MB
  • UEFI BIOSの場合、「回復パーティション」450MB

参考: 過去記事 Windows7以降の標準のパーティション構成と容量の推移

もしサイズが不足するなら、アップグレード前に拡張するか、ディスク上のパーティションを消去してからクリーンインストール。

隠しパーティションを拡張する場合、Windowsパーティション等の移動も必要になります。それには、パーティションの操作が可能なソフト(のブータブル版)を使います。フリーソフトでは、MiniToolPartitionWizardFree 等。

RAMDISKにTEMPフォルダーが置いてある

十分な容量があれば問題ないかもしれませんが、RAMDISKを解除し、TEMPフォルダーの場所をローカルディスクに戻しておいた方が無難かな、と。

アップグレード後にRAMDISKを再作成。

RAMDISKソフトを使っている場合で、そのソフトがWin10に対応していなければ、Win10に対応しているソフトに切り替える必要があります。

関連記事