2016年12月 Windows Update後、IEを起動できない。

今回のアップデートで、IE 11が起動できなくなったら。

2016/12/14 定例Windows Update後に、IE11を起動させようとしたら「応答なし」からの強制終了。(IE10以前については、不明)

更新後のWindowsとIEのバージョンは次の通り。

  • Windows 10 (バージョン 1511 ビルド10586.713) Home 64bit

    IE 11 バージョン 11.713.10586.0、更新バージョン 11.0.38 (KB3203621)

  • Windows 8.1 (バージョン 6.3 ビルド 9600) Pro 32bit

    IE 11 バージョン 11.0.9600.18538、更新バージョン 11.0.38 (KB3203621)

デスクトップ画面の右下に表示されるメッセージ

EMETメッセージ 「緩和策・EAFがIEを閉じました」

この問題についてレポートを送信しますか?と聞かれます。

EMET クラッシュレポート送信ウインドウ

EMETに関係する問題です。(いずれのPCも、EMET v5.52をインストールしてあります)一つ目のSSにある通り、EAFで引っかかっており、EAFを無効にするだけで直りました。

EMETで、IEのEAFを無効にする方法

  1. IEを終了させる。
  2. デスクトップ右下、通知領域のEMETアイコンを右クリック→OPEN EMET
    または、EMET_GUI.exeを起動
  3. 「Apps」をクリック

    EMET_GUIのAPPボタン

  4. iexplore.exeの行のEAFのチェックを外す→OK

    EMET APP画面のEAFチェックボックス

  5. EMETのGUI画面を閉じる。

元々IEはEMETのEAFとの互換性の問題を抱えており、EAFを有効にしている場合、特定の操作をするとクラッシュすることがありました。

私が実際に遭遇したケースは、IEで「ファイル」→「インポートとエクスポート」をクリックした時にクラッシュ。

EMETがインストールされていると、他のアプリに不具合が起きる時は。

特定のアプリでトラブルが起きるなら、そのアプリについてのみEMETの設定を変えてみるといいでしょう。EMETのメッセージをちゃんと読めば対処法がわかります。

(私は過去何度か、EMETのメッセージに気を留めず、原因探しに躍起になっていたことがありましたけど……)

EAFはその機能ゆえに相性問題が生じやすく、IEの他にも問題が起きるアプリがいろいろあります。また、EAF以外でも問題が発生する場合があります。

詳しくは、「EMET 緩和策のガイドライン」(2016年9月時点の資料)の「互換性のない緩和策」の欄をご覧ください。EMETの各種機能と互換性の問題があるアプリの一覧があります。

EMET 緩和策のガイドライン
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2909257

もちろん、まだそこには書かれていないケースもあります。

EMETの機能についてはユーザーガイドを参照してください。下のURLの関連リンクからダウンロードできます。
https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/jj653751.aspx

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