HDD関係の故障・劣化によるトラブル 2/2 ― HDD以外が原因

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HDD以外が原因の事例

主にSATAケーブルの接触不良劣化です。

対処法は、接触不良ならばきちんと差し直すだけ。劣化の場合は、ケーブルを新しいものに交換します。

私の自作PCの場合はケーブル類のまとめ方が甘い等で、ときどき接触不良が起きます。(新しいマザーボードとケーブルではしっかり接続できるようになりました)

メーカー製PC内のケーブルはきれいに整理されてガチガチに固定されてるので、そういったトラブルは少なく、むしろ外すのが大変です。

私のメインPCにはリムーバブルHDDケースを使用していますが、4年以上使っているうちに故障するものが出てきて、それもHDD動作トラブルの一因となっています。

SATAケーブルの接触不良

PC使用中にフリーズ。画面が固まったままのため、電源ボタン長押しでシャットダウンさせました。OS起動前のDisk情報画面から、HDDの表示が1台分消えていました。

どのHDDか確かめることはしませんでしたが、とりあえず全SATAケーブルを差し直し。HDD側とマザーボード側の両方ともしっかりと押し込んだら直りました。

SATAケーブルの経年劣化

PC使用中に突然フリーズし、強制再起動。OS起動できず。

OS起動前のDisk情報画面では、Raidのstatusが赤字でfailed、HDDの1台が赤字でError Occurred。事前にHDDエラーはなく、HDDの異音はありませんでした。

SATAケーブルの差し直し→赤字表示は変わらず、OSが起動しませんでした。SATAケーブルを交換したら、OSを起動できるようになりました。

Crystal DiskInfoでHDD S.M.A.R.T.情報を確認したところ、Ultra DMA CRC Error Count (通信エラーの回数。ケーブル・コネクタの誤動作等)が0から8に増えていました。

HDDのstatusが赤字のままのため、Windows上からIntel RST画面を表示させて、「ボリュームを正常にリセット」をクリック。
次回のPC起動時から赤字ではなくなり、緑色のNomalに戻りました。

HDDケースについている小型ファンの故障

HDDの方からかなりの騒音がするようになり、HDDが故障寸前なのかと思いきや、実際はリムーバブルHDDケースのファンの異常だったことがあります。

故障したファンが付いているリムーバブルHDDケースの外側を交換。

HDDとリムーバブルHDDケースの中のトレイは問題がないため、引き続き使用。

HDDケースのトレイ内のSATAケーブル、またはコネクタの劣化

こちらもリムーバブルHDDケース絡みのトラブルでした。

Raid0のHDDの書き込み速度が低下。読み取り速度は特に問題ありません。

HDD書き込み速度低下

BIOSやWindowsの節電機能はoffになっており、HDDのS.M.A.R.T.情報では特に異常なし。(CRCエラーについては確認し忘れ)

ここから、原因特定のためにいろいろ試してみました。

  • ベンチマークテスト

    書き込み速度が低下しているのは、RAIDを組んでいた3台のHDDのうち1台だけ。(Sequential Speed Read 96MB/sec, Write 15MB/sec)

    システムイメージのバックアップをとり、Raid0を解除。別のHDDにWindowsを仮インストールしてから計測。
  • 速度低下が見られたHDD1台のみ、ゼロフィルと論理フォーマット
    効果なし

    ゼロフィルの所要時間は500MBで13時間23分。(書き込み速度が低下していたため余計に時間がかかった模様)
  • ザーボードのSATAコネクタの差す場所を変えたり、SATAケーブルを交換
    効果なし
  • HDDをリムーバブルHDDケースから取り出し、マザーボードに接続
    速度が正常に戻った。

トレイに収納したときに速度低下が見られたため、トレイ内の極短SATAケーブルかコネクタが劣化した可能性あります。

リムーバブルHDDケース内の引き出し型トレイを交換して、解決。(リムーバブルケースの外枠は問題ありませんでした)

転送速度が回復。

HDD書き込み速度正常

Crystal DiskInfoで見たら、Ultra DMA CRC Error Countが0から5に増えていました。

その後、Raidを組み直し、バックアップからWindowsを復元しました。

困ったことに、(きっちり閉じるタイプの)リムーバブルHDDケースを使用していることで、HDDトラブルの要因が増えてしまいました。

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