Core2 PCを新CPU(Skylake)で組み直し

最終更新日

Before and After

2015年8月から発売され始めたSkylake(LGA1151)で組み直すことにしました。メモリはDDR4。(DDR3搭載可能なのマザーボードもあり)

型落ちしたもので少し安く済ませようかとも考えましたが止めました。

同程度のクロック数のCPU・マザーボード・メモリの合計の価格で計算したところ、Haswell Refresh(LGA1150 メモリはDDR3)はSkylakeの場合より約1万円安いだけでした。

しかし、Skylakeはまだ出揃っておらず、以前の世代のハイエンドCPUの方が高性能なものがあります。しかしまだ7万円以上。

というわけで、下のように換装しました。

Yorkfield XEからSkylakeに換装
Before After 購入
金額
CPU Core2 Extreme QX9650
(3.0GHz L2=6M×2
TDP130W 45nm
4コア/4スレッド LGA775)
Core i5-6500
(3.2-3.6GHz L3=6M
TDP65W 14nm
4コア/4スレッド LGA1151)
26,500
CPUクーラー ANDY SAMURAI MASTER
SCASM-1000
Core i5-6500付属
リテールクーラー
-
マザーボード ASUS P5Q PRO ASUS
Z170 PRO GAMING
24,000
iGPU
(CPU内蔵グラフィック)
(なし) Intel HD Graphics 530 -
グラフィックカード ELSA GLADIAC
GTS 250 1GB
同左 -
メモリ DDR2-800 1GB×2枚
(Buffalo ELPIDAチップ)
+1GB
DDR4-2133 8GB×2枚
(Kingston
HX421C14FBK2/16)
16,000
SSD (なし) crucial CT250MX200SSD4
250GB M.2接続
13,500
HDD WD WD5001AALS 500GB×3台
Hitachi Deskstar 7K1000 1TB
同左 -
サウンドカード Creative Sound Blaster
X-Fi Xtreme Gamer
Fatal1ty Pro
SupremeFX (オンボード) -
電源 Antec
NeoECO Classic
NE650C
同左 -
OS Windows 8 Pro
(XP DSP版
+ Win8 Pro upgrade版)
Windows 10 Home
パッケージ版(USBメモリ)
13,000
合計金額 (約) 93,000

※ CPUのキャッシュが少なくなったように見えますが、キャッシュの仕組み他、諸々変更されているため単純には比較できません。

予算オーバーしたので、グラボまで新調できませんでした。(重いゲームができない……)

CPU ― Intel Core i5-6500

SkylakeのCore iシリーズで既に販売開始されたCPUの中から選びました。動作周波数が前のCPUの3.0GHzより高く、コア数は4以上が最低条件。
(コア数2と4では、動画のエンコードにかかる時間がだいぶ変わるし、普段のCPU使用率も下がるため)

i3は2コアしかなく、i7は4万円以上で予算的に厳しい。消去法でi5にしました。(2016年12月時点では、どれも5千円ほど値下がりしています)

今後新製品が出るのを見越して、ほどほど価格のi5-6500を購入。
でもi5-6600とは3千円、i5-6600K(CPUクーラーなし)とは4千円しか違わなかったので、i5-6600か6600Kでもよかったかも。

末尾にKが付いているものはオーバークロック向けです。もちろんOCしなくても構いません。CPUクーラーは付属していません。

マザーボード ― ASUS Z170 PRO GAMING

H170とZ170のどちらにしようかと迷ったのですが、将来的に考えて、OCしやすいZ170の方にしました。

PRO GAMINGにした理由

  • LANがIntel製。
  • メモリの一部をSSDの一時キャッシュとして使うこともできる。(SSDの高速化。と延命?)
  • R.O.G.シリーズよりもお手頃な価格。等

PCIスロット(PCI Expressではない方)がないため、今まで使っていたPCI接続サウンドカードが使えません。しかし、オーディオ機能がオンボードの割には高品質で、ノイズ対策もしてあるとのことなので、オンボードサウンドを使用することにしました。

Realtek製ですが、前のマザーボードに搭載されていたものとはだいぶ違います。今のところ、これで十分。イコライザで自分の好みにカスタマイズして使っています。

M.2スロットの位置もなかなか良いかと。
メーカーによっては、M.2スロットがグラボ用のPCI-E x16のそばに配置されていることがあります。(M.2 SSDを使わない、あるいはグラボを使わない場合は、気にしなくていいでしょう)

Intel CPU対応製品の内蔵GPUは、Core2の頃まではマザーボード上(チップセット)にありました。(オンボードGPU) 今のCore i シリーズではCPU内蔵となっています。

かつては、マザーボード選びで内蔵GPUの有無が決まったのですが、Core i シリーズのCPUならば、もれなく内蔵グラフィックス(Intel HD Graphics)が付いてきます。(デスクトップ版Skylake CPUの場合は、 Intel HD Graphics 530か510)

ただし、映像出力はマザーボードからになるため、やはりマザーボードのグラフィックス機能、出力端子の種類と数をチェックする必要はあります。

(例 ASUS PRO GAMING シリーズでも、Z170とH170ではHDMI、DVD-D、RGB、DisplayPortの4種類の端子がありますが、B150ではHDMIとRGBだけです)

メモリ ― Kingston HX421C14FBK2/16

DDR4-2133 Latency 14-14-14 1.2V
Part Number: KHX2133C14D4/8G

CPU-Z/Memory Kingston HX421C14FBK2/16

CPU-Z/SPD Kingston HX421C14FBK2/16

2015年9月時点でDDR4メモリが品薄でした。お目当てのメモリが売り切れだったため、このメモリを購入。
マザーボードのサポートメモリリストには載っていませんが、今のところ定格で安定動作しています。

[追記]
Z170・H170等のマザーボードでは、メモリの標準クロックは2133。Z270・H270等では2400です。

SSD(M.2) ― Crucial CT250MX200SSD4

SATAケーブル接続ではなく、M.2接続にしました。転送速度が速い。SATAケープルと電源ケープルを接続する必要がなく、その分PCケース内がすっきり。

[追記] SSDの容量について。

このPCにはSSDとHDDを1台ずつ搭載、使用量はSSD=55GB、HDD=60GB超。SSDに入れてあるのは、クリーンインストールしたWindows10、追加ソフト(少な目)だけ。残りは全部HDDへ。
そんなわけで、OS用SSDは256GBで十分でした。ディスクの使用量を50%以下に抑えたければ、128GBではぎりぎりです。

ソフトをたくさん入れる場合や、1台だけで運用する場合は、500GB以上も検討した方がいいと思います。

注意

  • インターフェイスがSATA3(6.0Gb/s)のものやNVMeのものがあります。後者の方が3~4倍程度速く、その分高価で、発熱に注意が必要です。
  • M.2接続のSSDからブートするには、UEFIで設定が必要です。OSインストール前に設定しなければなりません。設定方法はマザーボードのマニュアルに書かれていました。

なお、(M.2に限らず)SSDはユーティリティソフトを使って、ファームウェアアップデートやメンテナンスができます。さらに、Crucialを含めた一部のメーカー製SSDでは、SSDの一時キャッシュを物理メモリに設定できます。
ユーティリティソフトは各社のHPからダウンロードできます。

追記
MX200(MLC NAND)は生産終了。MX300 (3D TLC NAND)が出ています。

M.2接続SSDはグラボより熱くなるという話もあって心配してましたが、杞憂でした。(Crucial CT250MX200SSD4はインターフェイスがSATA3のため。NVMeの製品は高負荷時に60℃を超えるそうです。→NVMeでもさほど高温にならない製品が出てきました)

低負荷時で40℃台、高くても50℃。(HWMonitor上で)
しかし、使用中の古いSATA接続HDDと比べれば7~10℃位高いです。

冷却のために、SSD M.2にヒートシンク等を貼り付ける前に

SSD本体に記載されている、型番、S/N、PSIDを必ずメモしておきましょう。(ヒートシンクを貼らない場合も、控えておいた方がいいです)

S/N(シリアルナンバー)は製品のサポートを受ける時に必要です。PSIDは、セキュアイレースやサニタイズ(消去)をする時に必要になることがあります。

OS ― Windows10 Home

前回の記事で書いたようにDSP版のバンドルパーツ縛りに苦労させられたので、今回はDSP版は止めて普通の製品版にしました。

(海賊版をつかまされないように気を付けてください。Amazonで購入する場合は、信用できる発売元から購入を)

SanDisk Cruzer Fit USBフラッシュメモリー 16GB (5年間保証)[国内正規品] SDCZ33-016G-J57

32bit用と64bit用が分かれているDSP版とは違い、普通の製品版は32bitと64bitのどちらでも選択可能です。(インストールできるのは1台のみ)

グループポリシーやHyper-V(仮想化技術の一つ)を使いたい場合は、Proにしておきましょう。HomeとProの価格差は約8,000円。後でHomeからProにアップグレードすることもできますが、アップグレード料金14,000円程が掛かります。

ProではMicrosoft Update (Windows Update)の延期は簡単ですが、Homeでは自分でカスタマイズする必要があります。

その辺は承知の上でWindows 10 Homeを購入しましたが、グループポリシーが使えないため、Windowsをカスタマイズしたいときに困ることがあります。グループポリシーを使わずにできる方法を探し回ったことが何度も……。

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