Windows7~10 インストールメディアの作成

最終更新日

Windowsインストールメディアを使う場面

Windows7以降のインストールメディアはインストールの他、修復等にも使えます。

  • Windowsのインストール
  • Windowsの初期化
  • Windowsシステムファイルの修復 (ダウンロードまたはローカルディスク内のデータでは直せない場合)
    … Dismコマンドで行う場合は、DVD等ではなく.isoファイル等の状態でも可
  • 「Windowsの機能の有効化または無効化」から、一部の未インストールの機能を追加
  • スタートアップ修復・システムイメージの復元
    … WinREメディア(システム修復ディスク)の代用
  • ブートディスク(Windowsが入っているHDD/SSD)の消去等
    … WinPEメディアでも可

※ WindowsプリインストールPCでOSを再インストールするには、PCメーカー独自のリカバリーディスクを使います。

現在のWindowsバージョンのインストールメディアが手元にない場合は、自分で作成しましょう。(Windows Update経由でWindowsをアップグレードした等)
Windows7以降なら割と簡単に作れるようになっています。

Windows8は (日本時間) 2016/01/13でサポート終了しました。2017/03/21時点でインストール用ファイルのダウンロードも出来なくなっています。
Windows8は、Windows8.1へアップグレード(無料)できます。
インストールメディアを修復・復元に使う場合、現在使用中のWindowsのバージョン・build・SP(サービスパック)と異なるものは使えません。
アップグレードしたら、それに合わせて新たに作成する必要があります。

作成準備

必要なもの

  • 作業用のPC
  • インターネット環境
  • 空のUSBメモリ(容量 4GB以上)、またはDVDドライブと空のDVDメディア
  • プロダクトキー(要求されない場合もあり)

作業用PCでRAMDISKを使っている場合

TEMPフォルダーをRAMDISKにおいていると、エラーで作成できない可能性があります。(作成時にTEMPフォルダーを使用するため)

環境変数のTMP・TEMPをローカルディスクに設定し、PCを再起動させてから作業しましょう。

エラーになる原因

  • RAMDISKの空き容量不足
  • RAMDISKを、NTFSではなくFAT32でフォーマットしている。*

* FAT32 ファイルシステムの制限に引っかかります。
(最大ファイル数・1ファイルの最大容量)

[参照]

W98:FAT16、FAT32 でディレクトリ内に作成できる最大ファイル数
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/436213

ファイルシステム(NTFS、exFAT、FAT32、FAT16)の違いについて - buffalo
http://faq.buffalo.jp/app/answers/detail/a_id/1079

Windows7インストールメディアの作成

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows7

プロダクトキーを入力して「確認」ボタンをクリック。

※ OEM版のプロダクトキーでは作成できません。PCメーカーのリカバリディスクを使えと言われてしまいます。

Windows8.1インストールメディアの作成

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows8

「メディアの作成」ボタンからmediacreationtool.exeをダウンロードし、実行。

Windows10インストールメディアの作成

[追記]

Windows10については別記事
Windows10 ISOの入手とインストールメディアの作成
に詳しく書きました。

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

「ツールを今すぐダウンロード」ボタンからmediacreationtool.exeをダウンロードし、実行。ISOファイルを作成後、DVDかUSBメモリに書き込みます。(32bit版と64bit版を間違えないように)

32bit版と64bit版を一つにまとめて作成することもできます。ただし、ファイルサイズが大きくなるため、4.7GBまでのDVDメディアの場合は容量オーバーで書き込めません。

メディア作成作業に使うPCは、実際にメディアを使用するPCと異なっていても大丈夫です。

作成後の掃除

メディア作成後に次の3つの作業フォルダーが残っていたら、以後不要なため削除して構いません。

  • C:\ESD
  • C:\Users\%username%\AppData\Local\Microsoft\WindowsInstallationMediaCreationTool
  • %TEMP%\{(英数字)}\MediaCreationToolExpanded

Windows10への無償アップグレードについて

2015/07/29(米国時間?)から1年間は、Win10への無償アップグレード期間です。(対象はWin7~Win8.1PC)
→ 2016/07/29に一応終了しました。

障碍者向け支援技術製品を利用しているユーザーは、2016/07/30以降も無償アップグレードが可能です。
https://www.microsoft.com/ja-jp/enable/windows10upgrade.aspx

そうじゃなくても、いまだに未アップグレード機で無償アップグレードが可能だという話ですが。(2016/08/08時点)

Win10 ビルド10586からは、新規インストールの場合でもWin7~Win8.1のプロダクトキーで認証okです。よって、上記の方法で作成したWin10インストールメディアを用いてクリーンインストールすることができます。

Win10(無印)かWin10 Proのどちらに無償アップグレードできるのかについては、現在のWindowsエディションに依ります。

Windows 10 の仕様とシステム要件
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-10-specifications

Win8.1・Win10の64bit版をインストールするには、基本的なシステム要件以外に、搭載CPUがCMPXCHG16b、PrefetchW、LAHF/SAHFに対応している必要があります。非対応のCPUの場合、64bit版をインストールすることができません。(32bit版はインストールできます)

Win10無償アップグレードすることによる、ライセンス・サポート上のメリット・デメリット

  • メリット

    延長サポート期限が伸びる。

    • Win7 … 2020/01/14 [2020/01/15 (水)]
    • Win8 … 2016/01/12 [2016/01/13 (水)]
    • Win8.1 … 2023/01/10 [2023/01/11 (水)]
    • Win10 … 2025/10/14 [2025/10/15 (水)]

    []外は米国時間。[]内は日本時間 (日本時間では半日以上進んでいるため)

    ※ Win8→Win8.1への移行は無料。(Win10への無償アップグレードとは別で、ライセンス形態は変わらない)

  • デメリット

    アップグレード前がDSP版・製品版でも、無償アップグレード後は一律にOEM版と同様の扱いになり、パーツ交換に制約を受ける模様。

    マザーボードを交換すると別PCと見なされ、Windowsライセンス認証が通らなくなる。その他のPCパーツの交換時も、場合によっては電話による再認証が必要になったり、認証が通らないことも。

    元がDSP版・製品版の場合、いつ壊れるかわからないような古いPC等や、PCパーツ換装の予定があるPCでのWin10無償アップグレードは要注意。
    (無償アップグレード期間内なら、いったん元のWindowsバージョンに戻す→パーツ換装後の状態でWindowsライセンス認証を通す→再度Win10にアップグレードという手がつかえるらしい)

    元がOEM版(プリインストール版)なら、条件が変わるわけではないので気にしなくていいと思います。

最新CPU搭載PCでは、Windows8.1以前のサポート打ち切り

[2017/03/21 修正・追加]

新しいCPUを搭載したPCでは、Windows7・Windows8.1のサポートが受けられなくなりました。(更新プログラムのインストールができない)

"お使いのPCはこのバージョンのWindowsでサポートされていないプロセッサを使用しています"、エラーコード 80240037について
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4012982/discusses-an-issue-in-which-you-receive-a-your-pc-uses-a-processor-tha

対象となるCPU

  • Intelの第7世代CPU 「KabyLake」以降
  • AMDのCPU「Bristol Ridge」以降
  • Qualcommの「8996」(Snapdragon 820)以降

Windows10へのアップグレードがお勧めされることになります。Windows7・Windows8.1が使えないわけではありませんが、今後はWindows Updateが利用できません。

それより古い世代ののCPUはこれまで通り、Windows7・Windows8.1でもサポートが受けられます。

[参照]

サポートライフサイクルポリシーに関する FAQ - Windows製品
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/18581/lifecycle-policy-faq-windows-products

「Windows上での最新のプロセッサとチップセットのサポート」の部分

Intelの第6世代CPU 「SkyLake」について

Windows7・Windows8.1のサポートが短縮される予定でしたが、撤回されました。

旧世代のCPUと同様に、Win7は2020/01/14、Win8は2023/01/10まで延長サポートが受けられます。

これまでの流れ

Skylake CPUのWin7とWin8.1サポートは2017/07/17まで。
https://blogs.windows.com/japan/2016/01/20/windows-10-embracing-silicon-innovation

→延長して、2018/07/17まで。
https://blogs.windows.com/japan/2016/03/19/updates-to-support-policy-for-skylake-devices-running-windows-7-and-windows-8-1

→やっぱり短縮するのはやめた。旧世代のCPUと同じ扱いに。
https://blogs.windows.com/business/2016/08/11/updates-to-silicon-support-policy-for-windows/

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