Windowsの隠しパーティション内を確認する方法

Windowsの隠しパーティション

Windows7以降の標準のパーティション構成では、下記の隠しパーティションが存在します。

  • BIOSモードの場合:「システムで予約済み」
  • UEFIモードの場合:「回復パーティション」「EFIシステムパーティション」「MSR」

通常、Windows上のエクスプローラーからはそれらの隠しパーティションを開けません。コマンド操作ならば、一部はアクセスできます。(「MSR」は不可)

また、次章のようにドライブレターを割り当てることで、チェックディスクやデフラグ(あるいはトリム)等が可能になります。

ただし、EFIシステムパーティションについては、NTFS関連のコマンドは使えません。(ファイルシステムがFAT32であり、NTFSではないため)

ドライブレターを割り当てて、隠しパーティションを表示させる。

  1. コマンドプロンプト(cmd.exe)を管理者として実行。
  2. diskpart
  3. list volume

    該当の隠しパーティションの数字を確認。

  4. select volume (数字)

    (数字)部分には、上で確認した数字を入れる。

  5. assign letter=(英字)

    (英字)部分には、ドライブレターとして現在使われていないアルファベットを入れる。

  6. exit
  7. exit

回復パーティションのドライブレターをRにしたところ。

回復パーティションにドライブレターを割り当て

次に、フォルダーオプションの設定変更をします。

  • 「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」を選択
  • 「保護されたオペレーティングシテスムファイルを表示しない」のチェックを外す

これでエクスプローラー上に隠しパーティションが表示され、中身の一部が見えるようになります。

(注)「EFIシステムパーティション」はボリューム名(Label)が設定されていないため、ただの「ローカルディスク」と表示されます。

ドライブレターを外す方法

隠しパーティション内部のファイルが不用意に変更されるのを防ぐため、普段はドライブレターを外してください。

  1. コマンドプロンプト(cmd.exe)を管理者として実行。
  2. diskpart
  3. select volume (数字)
  4. remove letter=(英字)
  5. exit
  6. exit

注意: 選択中のvolume番号と、ドライブレターが一致しないとエラーになります。
「仮想ディスク サービス エラー: 指定されたドライブ文字は無効です。」

ちなみに、「EFIシステムパーティション」だけなら、下のコマンドでもドライブレターの割り当てと取り外しができます。

  • 「EFIシステムパーティション」にドライブレターを割り当てる

    mountvol (英字): /s

    mountvol S: /s
    (Sドライブとしてマウント)

  • 「EFIシステムパーティション」のドライブレターを外す

    mountvol (英字): /d

    mountvol S: /d
    (Sドライブとしてマウントしたものをアンマウント)

Windows上から隠しパーティションの中身を確認する。

[注意] 確認するだけで、内容の変更はしないこと。

前章の方法でドライブレターを割り当てとフォルダーオプションの変更しても、見れないものがあります。

エクスプローラー上からは、「回復パーティション」と「EFIシステムパーティション」のすぐ下のフォルダーは見えますが、そのフォルダーへのアクセスは拒否されます。

エクスプローラーからは無理でも、次の2つの方法ならばアクセスが可能です。(ただし、System Volume Informationフォルダー内にはいずれの方法でもアクセスできません)

コマンドプロンプトから、dirコマンドで中身を確認

dir /a:hs /s (ドライブレター):\

隠しファイルのため、/a:h、/a:s、/a:hsのいずれかのオプションが必要。
/s サブフォルダーの中身も検索する場合のオプション。
/b オプションは余計な情報をカット。(お好みで)

dirコマンドで回復パーティション内のフォルダーとファイル確認

タスクマネージャーから。

  1. タスクマネージャーを起動
  2. メニューのファイル→新しいタスクの実行(N)

    タスクマネージャー 新しいタスクの実行

  3. 参照(B)

    タスクマネージャー 参照ボタン

  4. ファイルの参照ウインドウ右下の、「プログラム(*.exe;…)」→「すべてのファイル(*.*)」に切り替える。(Logs、WindowsREフォルダーの中身を見ることができる)

    回復パーティションの中(すべてのファイルに切り替えたら見える)

作業が終わったら、ドライブレターを外し、フォルダーオプションの設定を元に戻します。

以上、Windows上からの作業でしたが、WindowsインストールメディアやWinPEでブート、コマンドを使って操作することもできます。

また、Windowsでは保護されて開けないフォルダーは、Linux Live CDでブートして、ディスクやパーティションをマウントすればファイル操作が可能です。(MSRパーティションはLinuxからもアクセス不能。ファイルシステムがunknown)

ただし、下手にいじるとWindowsが起動できなくなったり、パーティションが開けなくなったりする可能性があります。間違ってファイル削除や上書きコピー等しないように注意してください。

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